祭人の語り

会長挨拶

会長挨拶

会長(糸魚川市長)久保田 郁夫

 新潟県糸魚川市は、「ユネスコ世界ジオパーク」に認定されており、国石や県石に指定されたヒスイをはじめ、フォッサマグナなど、自然や文化が豊かであります。また、ジオパークの恵みを豊かに受け、新鮮な海の幸や豊かな自然が育んだ山の幸、清らかな水と美味しい米で作られた日本酒など、食の恵みも大変豊富であります。少子高齢化や人口減少等の課題も抱えておりますが、地域資源を大切にし、魅力の発信を続けてまいります。
 このような魅力ある糸魚川市で、50年あまりの永きにわたって続く「糸魚川おまんた祭り」は、糸魚川市の夏の風物詩となり、糸魚川の地域と人を繋いでまいりました。近年は参加者が少なくなっておりますが、糸魚川市民をはじめ、市外や県外の方からも参加いただくことで、様々な方と交流を深めていただくとともに交流人口の拡大につなげ、糸魚川市全体を盛り上げていきたいと考えております。そして、今後も末永く継続して開催できることを切に願い、多くの皆様のご参加、ご観覧を心よりお待ちしております。

実行委員長挨拶

実行委員長挨拶

実行委委員長丸山 武昭

 糸魚川おまんた祭り実行委員会、第12代実行委員長の丸山 武昭と申します。当糸魚川おまんた祭りが創設されて早50年あまりの歳月が経過致します。先輩諸兄が永きにわたり夢み掲げた糸魚川の姿、祭りの意志を受け継いでおまんた祭り全体を統括しております。
 『心と心のふれあい』をめざして陽気に踊るこの祭りに、私も若かりし頃から地域や職場の仲間たち、また家族や子供たちとともに参加し固い絆を深めて参りました。そして『市民総参加』をめざして都市部と山間部にわたる地域間の交流がこの祭りの魅力であり、開催趣旨として欠かせぬものと思っております。さらに『ふるさとまつりづくり』をめざして、旅立った者も祭りの日には帰郷し、ともに故郷の輪を繋ぐ場として、これからもおまんた祭りを創り繋げて参ります。
 2016年12月22日に発災した糸魚川駅北大火から早6年が経過し、被災した中心市街地は落ち着きを取り戻しております。糸魚川がひとつになり、また全国から多くのご支援を頂き復興を遂げることができた、その背景には、おまんた祭りを始めとした『絆』のチカラがあったからこそと思っております。糸魚川になくてはならない夏の風物詩として、今後とも多くの皆さまのご支援賜りますよう、どうぞ宜しくお願い致します。

祭語り

おまんた祭りに少しでも関心を持ってもらうために始めた「祭語り」
今後もお祭りに携わる出演者の皆様、関係者様、ボランティアの皆様
そしてお祭りを愛するスタッフの語りをお届け出来たらと思っております。

クリックで「祭語り」を見ることができます